漢方ソムリエの温故知煎

2016.3.18

花粉症とマオウ

花粉

3月も半ばになり、今年も花粉症の季節がやってきました。
オリーブ薬局お隣りの耳鼻科さんの患者さんも日ごとに増えてきています。
くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみ、喉の痛み、皮膚のかゆみ…など、花粉症は免疫反応の一種です。飛散した花粉を吸いこむことで起こるアレルギー反応ですが、花粉症を発症させる原因として、自動車の排気ガスによる大気汚染、ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる微粒子(DEP)、ガソリンエンジンから排出される窒素酸化物(NOx)、黄砂などが関与しているという説もあります。
花粉症はどのように発症するのでしょうか。
体はスギなどの花粉を異物と認識すると、花粉に対するIgE抗体をつくります。これらの抗体は目や鼻の粘膜にある肥満細胞の表面に付着します。
再度花粉が侵入すると、花粉はこのIgE抗体と結合し、肥満細胞はヒスタミンなどの化学伝達物質が放出します。
この化学伝達物質が鼻の粘膜に作用して、くしゃみ、鼻みず、粘膜の腫れなどの症状を引き起こすということです。
西洋医学の内服薬は、主にヒスタミンの鼻粘膜に対する作用を遮断する抗ヒスタミン薬や、肥満細胞からヒスタミンが放出される過程を遮断する抗アレルギー薬が使われます。
とてもよいお薬もありますが、副作用として少なからず眠気やのどの乾燥などがありますね。
そこで漢方薬です。
例えば小青竜湯葛根湯加川芎辛夷などの花粉症に用いられる漢方薬には「マオウ」という生薬が使われています。
マオウには抗アレルギー作用があり、肥満細胞からのヒスタミンの遊離を抑制する作用があります。 またマオウは鎮痛、鎮咳、抗炎症作用のあるエフェドリンも含んでおり、眠気覚ましのような効果も持ち合わせています。
ただし、マオウには心臓疾患や腎障害、高血圧などの方には、充分注意が必要ですのでご相談ください。
このように漢方薬を構成する生薬ひとつとっても、様々な効果を併せ持っています。
また漢方薬は、症状を抑えるだけでなく、冷えや水分代謝を整えることで、アレルギー反応をを起こしにくい体質に導きます。
西洋薬では眠くなって困る、体質から改善したいとお考えの方は、一度漢方薬をお試しになってください。



2016.3.3

不眠の漢方薬

不眠

「眠れない、眠りが浅い、中途覚醒してしまう、朝早く目覚めてしまう…、睡眠に悩む方は多いものです。
睡眠時間は個人差がありますが、本人が満足しているか否かが不眠症の判断の基準になります。
原因としての疾患や環境的な要因が見当たらない場合は、ストレスや生活リズムの変化、疲れすぎなどが原因にあげられます。また、ご高齢の方の場合は持続するものもあります。
西洋医学では睡眠導入剤や精神安定剤などが処方されるのが一般的です。
漢方では、気・血・水の乱れが原因とみなし、これらのバランスを整えて、不眠が起こらないような状態を目指し、併せて不眠以外の症状も含めて病態ととらえ、それらを改善するお薬が選択されます。
ネットオリーブでは不眠の漢方薬もラインナップに加えました。ご相談もお待ちしております。



 

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