漢方ソムリエの温故知煎

2016.8.22

救急で使える漢方

救急

漢方は遅効性と言われます。1〜2か月飲まないと効果が出てこないとよくいわれます。
しかし、必ずしもそうとは限りません。今回は救急でも使える漢方をご紹介します。
1.回転性のめまいの時に ⇒五苓散(30分〜1時間で解消)
2.尿管結石の痛み ⇒芍薬甘草湯(5分〜10分で効果を実感)
3.片頭痛 ⇒呉茱萸湯(ごしゅゆとう)(30分〜1時間で効果を実感)
4.のどの痛み ⇒桔梗湯(うがいをすると1分で効果を実感)
5.重症ののどの痛み ⇒小柴胡湯加桔梗石膏
6.しゃっくり ⇒呉茱萸湯(30分〜1時間で効果実感)
7.乗り物酔い ⇒
苓桂朮甘湯(乗車30分前に飲んでおくと予防になる)
8.飛行機の離着陸の際の耳の変調 ⇒五苓散(30分〜1時間で症状改善、もしくは予防になる)
ご相談はNet OLiVEへ。


2016.8.1

苓桂朮甘湯

水分

梅雨も明け、いよいよ夏本番です。納涼会やビアガーデンの季節です。ついついお酒を飲みすぎてしまう季節になりました。
今月は、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)をご紹介したいと思います。
構成生薬は茯苓・桂皮・白朮・甘草の4種類の生薬から成り、これらの生薬より1文字づつとって名付けられました。めまいや頭痛、二日酔いなどに効果があります。
お酒を飲みすぎたり、甘いものを摂りすぎたり、エアコンで冷えたりすると、身体に「水」がたまります。たまった水が揺れ動くことで、めまいを感じたり、頭痛を催したりします。
このように「水」の偏在のことを水毒と言います。水毒は水が停滞したり、偏在したり循環が悪いことを言います。水毒体質の人はお腹がチャプチャプ言うことがしばしばあるのが特徴です。そして、このタイプの方は冷えやすいのです。すなわち、濡れたタオルを全身にまとっているのと同じことが身体の中で起こっているのです。
苓桂朮甘湯は、茯苓と白朮が尿量を増やし、余分な水分を排出したり、偏在を改善することで水毒の症状である頭痛やめまいを改善します。桂枝はのぼせを改善し、頭痛を速やかに改善します。緩和作用がある甘草がそれらの作用をうまく調和させることで、全体の作用のバランスをとります。
漢方は慢性的なめまいの改善に効果を発揮します。生活のリズムや食事も見直しつつ、漢方という選択肢もご一考ください。



 

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