漢方ソムリエの温故知煎

2017.3.31

アレルギー性鼻炎の漢方薬

つらい花粉症

スギ花粉の猛威がようやく落ち着いてきたと思いきや今度はヒノキなどの花粉が飛び、アレルギー性鼻炎の季節はまだまだ続きます。
日経ビジネスの記事に、仕事の生産性を引き下げる疾患・症状とその生産性引き下げ率が掲載されていました。
メンタル面の不調では、生産性を8.8%引き下げるそうです。次いで生産性を引き下げる要因となっているのが「心臓の不調」で7.4%、以下「呼吸器の不調」の6.4%。
そして注目すべきは「花粉症などのアレルギー性鼻炎」、これについては生産性を4%引き下げるのだとか。
メンタル面の不調と比べると低いものの、発生率から考えると、このシーズンはもっとも企業の生産性を下げている要因となるのではなかろうかと推察されます。

前回の漢方男子では小青竜湯をご紹介しましたが、今回はアレルギー性鼻炎に効果のある、漢方煎じ薬の鑑別と避けるべき食材についてご説明します。
1.熱や頭痛を伴うような鼻炎の場合→葛根湯
2.水のような鼻水や痰の症状が続く場合→小青竜湯
3.鼻づまりがひどく、粘膜が赤く腫れあがっている状態の鼻炎→葛根湯加川キュウ辛夷
4.鼻づまりがひどく、鼻に熱感があり鼻水がのどにも落ちるような場合→
辛夷清肺湯
3と4に入っている辛夷(しんい)は鼻の特効薬と言われ、これが鼻の通りを改善しすっきりさせてくれます。
4以外には麻黄(まおう)が入っており、身体がひどく弱っていたり、胃腸が弱い方は注意が必要です。
唐辛子などの香辛料は粘膜の働きを活発化させ、鼻炎を悪化させます。また、甘いものや乳製品は身体が冷えて、漢方的にいう、「水」の異常が起こりやすくなりこれまた鼻炎が悪化すると言われていますので、これらの食材の摂りすぎには注意が必要です。



2017.3.1

花粉症に眠くならない漢方薬

花粉

3月に入りました。ツラくて憂鬱な季節と感じる方も多いのではないでしょうか・・・。

花粉飛散数は前年の夏の気象に影響します。
前年の夏の
1.「気温が高く」
2.「日照時間が多く」
3.「降水量が少ない」
スギやヒノキの花芽が多く形成されるため、翌年春の花粉飛散数が多くなるのです。

さて、2016年の夏、全国的には気温が高く、日照時間はほとんどの地域で多く、それにより、予想としては九州・四国・近畿・東海地方では高温・多照などの気象条件がそろったため、花粉は例年を上回り、前シーズンよりも非常に多い予想。
北陸・中国地方では前シーズンより多く、例年並みの飛散数の予想。
東北・関東甲信地方では、気温は高めだったものの曇りや雨の日も多かったため、飛散数は前シーズンより少なめで、例年よりやや少なくなるとの予想です。

さて、花粉シーズンにお勧めの漢方薬をご紹介します。
今回は花粉シーズンに大活躍の小青竜湯です!
青竜は、中国神話に出てくる四神の一つ、東方を護る神。青竜の青は「麻黄」の青さから名づけられたようです。小青竜湯と大青竜湯とありますが、症状の激しさで、大小を使い分けます。(ちなみに当Net OLiVEでの取り扱いは小青竜湯のみとなります)
市販の花粉症薬では、眠気や口の渇きが気になりますが、小青竜湯では、そのようなことは一切ありません!

小青竜湯は花粉症の次のような症状に効果があります。
・水分の多い痰や鼻水
・くしゃみ
・目のかゆみや涙
花粉症や鼻炎の鼻水の症状に効果があるほか、処方薬としては気管支炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒などによく使われます。
また小青竜湯は花粉症のようなアレルギー症状による鼻水や目のかゆみに効果があるだけでなく、体を温める効果があります。
体が冷え気味な方の体質改善に長期的に使われることもあるんですよ。



   

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