漢方ソムリエの温故知煎

2017.8.25

長寿の秘訣

クコの実

1677年、四川省に生まれた李青曇(リ・ウンドン)さんの話。
彼は、10歳で漢方医になる。毎日野山を散策し、生薬のもとになる草花を集める、そのうち彼は採取する草花に様々な効能を発見する。そして、霊芝(レイシ)やクコの実、ニンジン、ドクダミ、お酒だけで過ごすという生活を40年以上にわたり続けた。71歳の時には武道の師範として軍隊に招かれ、若者に武術も指導したという。
身長2メートル、23人の女性と結婚をして、180人(それ以上?)の子孫を残したとか。そして何よりも、驚くべきは、彼が256歳まで生きたと言われていること。長寿の秘訣を次のように語っている。
「心を落ち着けて、カメのように座り、鳩のように歩き、そして犬のように寝ることです」
ちなみに最も愛した生薬は漢方のクコの実。この生薬をお茶にして毎日飲んだということです。
現在、Net OLiVEでは「クコの実」の量り売り、ご相談受付中です。ご用命はお手数ですが、「ご相談、お問合せ」からメールにてお願いいたします。



2017.8.22

桃は女性の味方

桃

中国で桃は「延命長寿」の象徴といわれています。
桃にまつわる伝説でこんな話があります。

蟠桃といわれる幻の桃は、千年に一度しか実らない。道教における最上位の女神を指す西王母が手掛けた桃のこと。この桃を食べるといつまでも若々しく永遠の命を得られ、不老長寿になると言い継がれている。
日本においても「古事記」には次のような言い伝えがあります。
いざなぎのみことが黄泉の国から逃げ帰る際に死霊に追われていたが、黄泉の国と現世のまさにその境でいざなぎのみことを助けようと白山菊理姫命が桃の実を死霊に向け投げたところ、死霊は霊力を失い、逃げ帰ったという逸話がある。
桃にまつわるお話しには興味深いものがある。

さて、桃の種は生薬としても薬効があり、現代においてもその力を発揮している。トウニン(桃仁)です。
桃仁は女性薬として、便秘や生理不順などの諸症状に使われており、その桃仁を配合した漢方薬は「桂枝茯苓丸」「甲字湯」である。両方とも血の道症、生理不順、のぼせやすくて足が冷える女性に使われます。
胃腸の丈夫な方は桂枝茯苓丸、胃腸の弱い方はそれにカンゾウとショウキョウが加わった甲字湯がお勧めです。
ご相談はネットオリーブで。



2017.8.1

こころの漢方薬

鬱

意外かもしれませんが、漢方薬は精神にも作用します。精神科領域でも漢方薬は大活躍です。
今月は「半夏厚朴湯」をご紹介し、その精神面への作用をご説明したいと思います。
「半夏厚朴湯」は漢方の安定剤。
【適応】気分が塞いで喉・食道部に違和感があり、時に動悸、めまい、嘔気を伴うものの諸症
【証】(虚実)虚〜中間証 (寒熱)中等証
半夏厚朴湯は抗うつ作用があると言われ、不安、緊張、イライラに効果があり、また、喉の違和感、異物感や息苦しいといった、パニック様症状に効果があると言われています。更年期障害の諸症状にも効果があるとされています。
半夏厚朴湯は、「気の流れを調整して滞りを改善する」ことで精神面への効果が出ます。西洋薬のように依存性や離脱症状はありません。
比較的副作用も出にくいので万人が利用していただくことはできますが、吐き気が出たり、気分が悪くなる場合は中止することをお勧めします。

ちなみに、「のどの異物感」は心が疲れてくると出るサインといわれています。
半夏厚朴湯は心のサプリ、お気軽にご相談ください。



   

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