漢方ソムリエの温故知煎

2016.4.21

動悸・息切れ

動悸息切れ

運動もしていないのに胸がどきどきする、脈が速い、リズムが乱れるなど、自身の拍動に不快感を感じることがありませんか? これらを動悸といいます。
ひと口に動悸と言っても、一時的な動悸は精神的に緊張していたり、興奮などによって起こりますが、それが続く場合は不整脈をはじめ、さまざまな心臓病も考えられます。ほかにも脱水症状や薬の副作用、甲状腺機能亢進症、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの肺の病気などが原因の場合もありますので、まずは病院での診断が必要です。
検査では異常が見つからないような心因性の動悸や更年期障害に伴う動悸がある場合、漢方薬が効くことも多いです。漢方の考え方では、少し動いただけで息切れがするのは、「気」の量が不足している可能性があるととらえます。
また、「水」が不足して体に熱がこもると脈が速くなり、動悸、息切れを引き起こすとも考えます。 こんな場合は、気や水を補い巡らせる漢方を用います。
心因性の動悸や息切れや胸苦しさは、放置すると徐々に悪化して、うつ病などを併発することもあります。
心臓に異常がないからという放置せず、早めに対処してくださいね。
ネットオリーブになんでもご相談ください。



2016.4.1

春眠暁を覚えず

春眠暁を覚えず

「春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風の声 花落つることを知る多少」
春の眠りは心地よく、うっかり寝過ごして 夜明けに気づかない。鳥がないていてお天気に恵まれているようだ。昨夜は雨風の音を聞いた。せっかくの花がどれだけ落ちたことか
孟浩然の漢詩です。
春は温かくなり気候がよくて明け方の眠りが心地よい…実際に春になると皮膚の表面血流量が増え、交感神経系が活発になり、日中の活動量が増えるという生理現象が起きやすくなります。その結果、疲労感やだるさが出やすく、夜はもちろん、昼間も強い眠気に襲われることが増えるようです。
また、入学、入社、異動など、生活にもいろいろ変化がある時期です。寝つきが悪くなったり、熟睡できなかったりして、目覚ましが鳴っても「暁を覚えず」ということもあり得ます。睡眠はリズムが大事です。
どれだけ夜更かしをしても、朝決まった時間に起きるリズムを作ることも大事です。
どんなに工夫をしても睡眠リズムが作れない場合は、漢方の出番です。
そこでご紹介するのは、「酸棗仁湯
心身の疲れやストレスのために眠れない、眠りの質が悪いものに対して、使用される処方です。
睡眠は身体が陰に偏る必要があります。陰が少なく陽が多くなると眠れなくなります。この漢方は肝血の流れをよくして、熱を取り、肝の熱によって生じた虚火を冷まします。つまり、心身の疲れで脳の興奮を抑えきれなくなった状態を冷ましてくれるのです。また、苛立ちを取ってくれます。これは血を補って疲れを取る事で、精神を安定させるのです。
西洋薬の睡眠薬と違い、翌朝の眠気やふらつき、依存性などもありません。
以下の点には注意が必要です。
・酸棗仁には緩下作用があり、下痢をしやすい人には注意が必要です。
・即効性はあまりないですが、数日お試しをいただくと効果がでてきます。
・血圧が高い場合は使えません。
漢方をうまく用いて熟睡し、春夏秋冬1年通して、心地よい目覚めをどうぞ。



 

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