漢方ソムリエの温故知煎

2018.5.15

脂肪を落とす防風通聖散

肥満

便秘や肥満症の薬として注目されている漢方で、過剰なものを排除するこ とを目的に作られたお薬です。
身体の余分な熱を冷まし、固まった便を柔らかくして排出する作用、脂肪細胞を活性化して、カロリー消費を高める作用がありま す。
軽度の糖代謝異常を伴う肥満症の女性を対象にした臨床試験では、食事や運動療法に「防風通聖散」を併せて用いた群では、偽薬を飲んだ群よりも 体重や体脂肪、なかでも内臓脂肪が減り、糖代謝が改善したという報告もあります。
ただ、このお薬は身体の中の余分なものを排除する作用が強いため、基本的に体力の充実した方に用います。胃腸の弱い方や体力の 衰えている方には向きません。



2018.5.1

五月病やうつ病対策

五月病

五月病という言葉があります。新社会人や新しく大学や高校に進学した 方々が新しい環境になじめずに精神的に参ってしまう症状のことです。
五月病はじめ、うつ病などの精神疾患になる主な原因はストレスや緊張から脳内の神経伝達物質の働きが悪くなるためと言われていま す。
この神経伝達物質はセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンです。これらは「心の三原色」といわれています。
この中で、重要な役割を果たすのがセロトニンです。セロトニンの欠乏を防いで、それを増やすことができれば、うつ病などの精神疾患を 予防できるといえます。
それでは、ここで、セロトニンを増やす方法をご紹介します。
1.早寝早起きをして、朝に太陽の光をしっかり浴びる
2.適度な運動
3.よく噛む
4.人や動物などとのスキンシップをする
5.腸内環境を整える(セロトニンの原料は腸内細菌が作ります)
そして、
6.セロトニンの原料となるトリプトファンを積極的に摂取する。
「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないか」という、自殺をテーマにしたSFドキュメンタリー小説があります。その本によると、世界一自殺 率が低いのはメキシコ。メキシコはインゲン豆の消費量が多い。世界的に見ても豆の消費量と自殺率は相関している。豆にはセロトニンの 材料になるトリプトファンが多く含まれている。
ちなみに、トリプトファンを多く含む食品は、豆類以外に、バナナ、アーモンド、赤身肉、玄米、ソバなどです。トリプトファンはビタミンが一 緒だと吸収がよいので、お野菜や果物もしっかり食べましょう。

さて、漢方薬でもうつに効果的なものがあります。そんな漢方薬を今回は二つご紹介します。
一つ目は「半夏厚朴湯」です。 みぞおちが重苦しくのどがつかえるような感じのあるタイプの方のうつ症状には最適です。また、疲れやすく、やる気が出ないようなタイプ の方には、「補中益気湯」をお 勧めします。



   

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