漢方ソムリエの温故知煎

2018.6.29

甘草湯は忘憂湯(ぼうゆうとう)

口内炎

甘草湯」は中国の古典医学書「傷寒論」に収載されている『甘 草(カンゾウ)』だけが含有された漢方です。のどの痛みや咳があるときにたいへん効果的です。
甘草には生甘草と炙った甘草の炙甘草(シャカンゾウ)があります。
炙甘草は体力を補い、不整脈や動悸、胃腸を改善する作用があり、生の甘草には 消炎作用、化膿症状に効果的、特に口内炎にはと てもよく効きます。
服用したらすぐに効果が発現することから「忘優湯」(ぼうゆうとう)とも呼ばれています。つまり、「憂い(うれい)」を忘れることからその名が つけられたそうです。
つらい口内炎にお試しください。
また、のどの奥にできた口内炎には甘草に桔梗も加えた「桔梗湯」がお勧めです。
煎じ液を冷ましてから、うがいをするようにして、ちびちび飲むのが通(ツウ)の飲み方です。



2018.6.28

夜尿症

おねしょ

幼児期のおねしょが5〜6歳を過ぎても 月に数回以上頻発するものを夜尿症と呼びます。
お子さんの夜尿を心配した親御さんからときどきご相談を受けますが、原因としては、
1.尿に量が減らない。(夜間睡眠中に尿量を抑える抗利尿ホルモンが分泌され、尿量が少なくなるが、夜尿症のお子さんはこのホルモン が十分分泌されない)
2.膀胱が大きくならない。
3.発育が遅れている。(全身の臓器や機能に問題が起きている)
4.ADHD(注意欠陥多動性障害)や学習障害などがある。
5.尿路感染症にかかったことがある。
6.背骨、お尻の皮膚に異常がある。

などが考えられ、治療としては以下のような点を意識した生活改善をします。
1.規則正しい生活
    ・早寝早起き
    ・夕食は寝る2,3時間前に済ませる
2.水分の摂り方
    ・朝昼の食事時などにたっぷり摂る
    ・夕方から就寝までの水分は控える
3.のどが乾かない工夫
    ・塩分を摂りすぎない
    ・糖分や果物を摂りすぎない
4.体を冷やさない
    ・寝る前にお風呂できちんと温まる
    ・冬場は布団を温めておく

お薬は、病院で処方される抗利尿ホルモン薬や抗コリン薬などが著効することも多く、症状に適した漢方煎じ薬もあります。
ネットオリーブにお気軽にご相談くださいね。



2018.6.1

梅雨の季節のむくみ

浮腫み

だんだんと夏に近づいてきて、ジメジメ、ムシムシと した気候になってきましたね。
6月から7月にかけての梅雨の時期は、むくみや冷えで悩む人が増えるといわれています。その理由とは、梅雨前線によって降り続く雨に より湿度が増し、身体の水のバランスが崩れるからです。
つまりどういうことかというと、人は水分を皮膚から汗として外へ出します。しかし、湿度が高いと空気中に身体の汗を蒸散できなくなり、尿 からの処理をせざるを得なくなります。すると尿を排出する腎臓の負担が増え、その結果、むくみや冷えが出やすくなるというわけです。
またこの時期、日中は暑い日がある一方で、明け方は驚くほど気温が低くなったりしますので、腎臓が処理しきれずに日中にたまった体 内の水分は、明け方になると冷やされ、まるで、濡れた衣服を身にまとっているかの如く、身体全体が冷えてしまうのです。
そこで、お勧めの漢方「五苓散 」です。
この五苓散は、余分な身体の水分を追い出し、腎臓の助けをします。むくみをとり、偏った水のバランスを整える効果があるのです。五苓 散は「沢瀉・猪苓・茯苓・白朮・桂枝」の5種の生薬からなる漢方ですが、桂枝以外はすべて利水薬と言って、身体の水分を外に排出す るのを助けます。しかし、西洋薬の利尿薬と違って、脱水を起こさないのがよいところです。桂枝が温めるので「冷え」にも効果があります 。この時期お勧めの五苓散でした。



   

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