漢方ソムリエの温故知煎

2018.8.31

冷やしすぎてはいけません

冷え

今年の夏は猛暑日が続き、エアコンやかき氷の需要はかなり高かったようですね。
でもエアコンの設定温度を低くする、冷たいものばかりを口にするなど、必要以上に身体を冷やすことは体温低下に繋がり、さまざまな疾患にかかりやすくなります。
体温は1℃下がると免疫力は30%も下がるといわれています。そして冷えによって血流が悪くなると、頭痛や胃腸の不調、情緒不安定、月経不順などの様々な婦人病など、あらゆるところで身体の変調をきたします。
エアコンや飲食物だけでなく、運動不足で筋肉量が減ったり、ダイエットによる食事制限をすることで熱の産生をしにくくしたり、逆に食べ過ぎることも血流の低下に繋がり、冷えのもととなります。
痛み止めの鎮痛薬も解熱効果があるために体温を下げてしまうので、頭痛や生理痛のために使われる方は多いのですが、使いすぎは要注意です。
一般的に女性は男性に比べて筋肉量が少ない為、冷え症になりやすいといわれています。適度な運動で筋肉を維持し、過度に冷やさないようにすることで体温の低下に気をつけて夏をお過ごしくださいね。



2018.8.1

子どもの便秘

便秘のこども

こんにちは、毎日暑いですね。最近、お子さんの便秘のお悩みの相談をよく受けます。その時にお勧めするのは「小建中湯」です。
小建中湯は、お子さんにとっては魔法のようなお薬です。お腹の痛みをとりながら、排便をスムーズに促し、そして食欲も高めます。
興味深いのは、お腹の調子をよくすることで、小児アレルギーを改善する効果があるのです。小建中湯には膠飴という水あめが入っています。この水あめは、乾燥大麦もやしと餅米です。
これらが、お腹の中の善玉菌の餌となり、善玉菌が増えることで、免疫が正常になり、アレルギーが改善すると考えられています。
但し、水あめばかりを舐めればよいというわけではありません。配合されている芍薬という生薬は、腸内で特定の菌により分解されて初めて効果が発揮されます。芍薬を含む絶妙な生薬の配合比率により、全体として、抗アレルギーにとって、有効な腸内環境が完成するのではないかということなのです。
さらに、小建中湯は、不登校が改善するという精神的な効果も取り上げられています。これは、腸内のトリプトファン代謝に影響を与えることで、セロトニン量が増えて、うつ気分が改善することによるものと思われます。すなわち、小建中湯は、腹痛のお薬であり、便秘のお薬であり、アレルギー薬であり、抗うつ薬でもあるのです。まさに魔法のような漢方薬なんです。



2018.7.1

心と身体に効く栄養ドリンク

夏バテ

毎日暑いですね。
こんな夏バテしそうな季節に、栄養ドリンクを飲んで日々乗り切っている人も多いのではないでしょうか。
栄養ドリンクの中に「ゼナ」という商品があります。じつはこのゼナ、漢方薬がもとになっていることをご存知でしょうか?
その漢方薬とは「補中益気湯」という漢方薬です。この漢方薬は栄養ドリンクにもレシピを採用されるほど、元気が出る漢方薬なので、別名「医王湯」(いおうとう)といわれています。王様の"王"が異名に付くなんて、すごいお薬ですよね。
気力がわかない、食べられない、元気がでないなど、病後や産後、この時期の夏バテにも効果的です。
補中益気湯は身体にも心にも効果があります。「気」という文字が入っていることからもわかりますよね。すなわち、体で言うと、生活習慣や不摂生からくる症状…つまり、冷たいものを飲み過ぎる、お腹を冷やす、疲れる、寝不足、きちんと噛まない、味の濃い・辛いもの、偏ったものを食べ過ぎるなどで徐々に疲れた「体」にも効果があり、また、考えすぎる、気を遣い過ぎるといった、「心」の疲れにも効果があるところが大変面白いところです。
エネルギーやパワーを養うこの補中益気湯、男性不妊症にも使われたり、うつなど心の病にも使われます。ぜひ、お心当たりの方はお試しください。



   

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