漢方ソムリエの温故知煎

2019.12.3

からだは冷やしちゃだめ

冷え症の人

冷え症の人の根本には「消化器の機能の弱さ」が隠れているといわれています。
体は元気で食欲があっても、頻繁に便秘や下痢がみられたり、おしっこの量が少ないなど、心当たりはありませんか?
消化器の機能が弱い人は、消化や吸収に問題があり、全身に「気」を十分巡らすことができず、身体を温めるエネルギーが不足することで冷えを生じさせるんですね。
また、消化機能が低下すると、胃の中の水を十分にさばくことができず、全身に水の停滞が生じることでも身体を冷やします。

冷え症は、生まれつきの体質が関わっている部分もあるのですが、食生活や嗜好が輪をかけて冷えを助長させています。
冷たい食べ物や飲み物はもちろん、白砂糖もビタミンB1不足をまねくことから、結果的に身体を冷やすことになったり。
ビタミンB1不足というのはどんな状態なのかといいますと…
体は糖質をエネルギーに変える過程で、ビタミンやミネラルを使います。白砂糖は糖しか含まないので、体内のビタミンやミネラルを消費してエネルギーに変えなければなりません。 そうして甘いものばかり食べていると、慢性的なビタミンB1不足を招きます。そうなると、糖質がエネルギーに変化しにくくなり、体温が上がりにくくなるんですね。
こういった食生活で、血流は悪くなり、内臓の働きを鈍らせ、代謝も落ちる…、いいことありません、悪循環です。また、 免疫力は、体温が1℃下がると30%落ちるといわれ、逆に1℃上がると数倍上がるともいわれます。
できれば常温の飲み物、もしくは自分の体温よりも温度の高いものをいただくことを心がけたいですね。体を温めて悪くなることはありません。
体質を治すことはなかなか大変なことです。
まずは食生活から。漢方薬で足りない部分を補って、代謝や気の巡りをよくしてみるのもおすすめです。



2019.11.1

温熱効果で肩こりを楽に

肩こってる女性

あっという間に11月です。令和元年も終わりが見えてきましたね。
ラストスパートで皆さんお忙しい毎日を過ごされていることと思います。
最近では、コンピュータ業務に関わる人が多く、長時間同じ姿勢で仕事をしたり、また、コンピュータには縁がなくても、人間関係で気を使い、神経を使い、筋肉が緊張し、そして、肩こりになる、といったように、肩こりの悩みは多かれ少なかれ皆さんお持ちだと思います。そして、肩こりから全身の不調へとつながることもあるので早めの対策が必要です。
肩こりは時に頸椎が原因となることもあるので、専門医に診てもらうべきケースもありますが、通常の肩こりは温めると改善します。ですから、しっかりと入浴をして温めたり、蒸しタオルで患部を温める方法もあります。また、マッサージなどもよいですが、過度なマッサージは筋肉を傷める恐れもあります。
漢方でなんとかならないの?そんな声が聞こえてきそうですが、漢方でなんとかできます。
葛根湯です。ある研究で、健常人と肩こり患者に、サーモトレーサーを用いて、体表温度を測りつつ、葛根湯を飲んでもらいました。経時的に測定したところ、肩こりに対し、21%著明に改善。63%が肩こりに対し有効でした。改善した人たちの体表温度は、側頸部において、体表温度の上昇が有意に大きかったそうです。よって、葛根湯は患部の血流を改善し、肩こりを楽にしてくれるとえます。
煎じ薬では、温かい状態で服用するため、温熱効果がさらに高まります。ぜひ、お試しください。


2019.10.25

感情の老化

若々しい男性

「感情年齢」というものがあるそうです。
精神科医の和田秀樹さんによれば、加齢による脳機能の衰えや生活習慣病予防も大切だが、「感情の老化防止」がもっとも大切なのだとか。
感情年齢と密接な関係があるのが脳の前頭葉。前頭葉は、やる気や情動、創造性などをつかさどっており、40代ごろから萎縮が始まるそう…。
萎縮すると「面倒くさい」「面白くない」「感動しない」などの状態になることが多くなり、いわゆる"頭の固い人"になるようです。
さらに幸せホルモンとよばれる「セロトニン」や、男性ホルモンである「テストステロン」も感情の老化に関わっているのだそうで、これらも40代から徐々に減少していきます。
では、感情の老化を食い止めるにはどうしたらよいでしょう?
ズバリ、「脳を甘やかさないこと」だそうです。
具体的には、
・心から楽しめること、やりたいことをやる。
・失敗を恐れずになんでもチャレンジする。
・普段の行動を少し変えてみる。例えば、新しいジャンルの本を読んだり、新しい景色に触れるなど、やったことがないことに挑戦してみる。
・日光を浴びる。(セロトニンの分泌を促します。)
・恋をする。これ、好きな芸能人なんかにドキドキときめくだけでも良いようですよ。

感情の老化が促進するのは、いつも馴染んだことを続ける刺激のない生活。それを少しでも変えてみる行動をとらなければ、活気や若々しさがどんどん失われ、老化も止まらないということです。
感情からアンチエイジングしたいですね。



2019.10.1

逍遥(しょうよう)

気があがる

こんにちは。10月に入り、秋らしい季節になりました。
特に朝晩は涼しくなってきましたが、お身体の調子はいかがですか?
昼間は、公園を散歩するのも気持ちのよい季節です。 そんなわけで、今日のテーマはこちら。「逍遥」(しょうよう)。
なんだかよくわかんない?って感じですかね。
逍遥(しょうよう)という言葉の意味は、「気の向くままに、そこここを歩く」という意味です。また、「気ままに楽しむ」という意味もあります。
この「逍遥」という言葉が入って、「色々な症状から解放されて、快適になる」という意味のこもった漢方薬があるのです。
それは「加味逍遥散(かみしょうようさん)」です。
加味逍遥散は全身に大切な栄養を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分を体からとり除いて、冷えなどを改善します。また、「気」という、エネルギーのようなものがあるのですが、これが上に上がりっぱなしだと、イライラして、眠れなくなる、 などの症状が出てきます。その気を下におろしていくことで、イライラ、不眠を解消し、のぼせをしずめます。
簡単にまとめると、怒りっぽい、イライラ、ヒステリー、不安、不眠などの精神症状から、肩こり、のぼせ、ほてり、めまいなどの症状に至るまで効果があります。実際に加味逍遥散ののぼせ、ホットフラッシュに対する効果は、血管の炎症に関連する物質を優位に低下させたという試験結果も出ています。
女性だけのお薬というわけではなく、男性に用いても効果が期待できます。



Net OLiVEオリーブ薬局ネット支店


当サイトにない漢方薬でもお作りできることもございます。お気軽にご相談ください。
ご相談やお問合せは
無料ですマウス
森から返信させていただきます

LINEからも直接森にご相談いただけます
友だち追加


送料

youtubeへのリンク



Facebook
instagram
QRコード
QRコードを読み取ると
Net OLiVE携帯サイトが閲覧できます