このたびは数あるネットショップの中から当サイトにお越しいただきありがとうございます。現在、愛知県内に5店舗展開しております調剤薬局のオリーブ薬局です。
当ネットショップ「Net OLiVE」は2015年より開設しており、こだわりの漢方の煎じ薬を主力商品とし、その他にも私が選び抜きました健康食品のお取り扱いもさせていただいております。
漢方薬選びのご相談も随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。
管理薬剤師 森道成 (日進東郷豊明薬剤師会 会長)
近年、少子高齢化が進み、社会構造や社会のライフスタイルの変化に伴い、医療に対する社会の需要が多様化してまいりました。その中でセルフメディケーションという言葉を以前よりよく耳にするようになりました。WHOでは、セルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
セルフメディケーションの推進や予防医療は皆さんの健康の増進の観点と医療費抑制の観点において、非常に重要です。そして、それらを支えるのは私たち薬剤師の役割です。
自分の健康は自分で守る時代、そこに必要なのは適切なアドバイザーです。ネットオリーブの漢方薬は、セルフメディケーションのひとつの選択肢です。
現代医療において、西洋医学と漢方医学は相互に関連し、相補的に活かされることが大切といわれています。妊娠、授乳中で副作用が気になる方、お子さんの体質改善、複雑な要因が絡み合って生じる症状、原因が分からずなかなか治らない不定愁訴などに漢方薬が著効することも少なくありません。
漢方薬は難しい、効きにくい、即効性がないという従来のイメージをくつがえし、わかりやすく、効果が出るまで最短距離で、お身体に合った漢方をシンプルに導きます。
薬学生とともに初めて行った薬局製剤の漢方煎じ薬の実習でのことです。
風邪などで有名な「葛根湯」を作りました。葛根湯はカッコン・マオウ・ケイシ・シャクヤク・ショウキョウ・タイソウ・カンゾウの7つの生薬で構成されています。
それぞれの生薬を手順に従い、『船』という色紙で作ったお皿を用いて秤量しお茶パックに入れていきます。そして出来た「葛根湯」をホーローのヤカンを用いて煮出します。1日分を煮出して、それを3回に分けて服用します。
試飲をしました。最初の一口、甘く、澄みわたった味です。漢方薬がこんなにも飲みやすいものだとは思ってもみませんでした。そして、身体全体がポカポカ温かくなりました。全身の血流が一気に勢いをつけて流れだし、体温を0.5度ほど高めてくれるような感覚です。
葛根湯には発汗作用、鎮痛作用があり、肩こりや首筋のコリをとるとされていますが、まさに肩が軽くなったということを体感。 これは効くぞ!!と実感し、その感覚・感動が忘れられませんでした。
漢方の効果のエビデンスは多く出ていますが、煎じ薬だとさらに効果的であると身を持って感じたのです。エキス顆粒をインスタントコーヒーと喩えるなら、煎じ薬はプロが淹れる本物のコーヒー。その違いは歴然です。
漢方薬は人間本来のいきいきとした元気や美しさの手助けをします。私たちは多くの方に漢方薬の良さを実感していただき、本来持っている健康的なあなたの輝きを取り戻していただきたいと、心から願っています。
プレミアムな生薬を厳選し、皆さまの健康をお守りする漢方薬を提供してまいります。どうぞよろしくお願いします。