花粉症・アレルギー性鼻炎と漢方

花粉症の漢方と食養生

花粉症の人

コロナ禍の中、店頭からはマスクや消毒薬が消え去り、物々しい日が続きましたね。感染症にかからないための予防には手洗いうがい、マスクは肝心ですが、困ったことは、花粉症の患者さんです。
花粉症の季節にマスクがありません…。丸腰で戦場に飛び出していかないといけないわけですから大変です。そういうわけで、本日は花粉症対策の漢方と食養生のお話しをさせていただきたいと思います。
花粉症という病気は、一般的には、花粉という異物が鼻などから侵入し、そらに反応して異物を排出、撃退するために、鼻水、くしゃみなどの症状が起こると考られています。漢方では、この症状が起こる原因が、体の冷えや、熱のこもりすぎや、体の中に水が溜まって(水毒という状態)により起こるとされ、つらい鼻症状は水の巡りを良くすることで、改善するとされています。
例えば、くしゃみ、鼻水がでて、身体が冷えている方には、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が即効性がありお勧めです。また、鼻がサラっとしておらず、ズルズルしてる方には、熱がこもってると考えて、このタイプには、熱を冷ます葛根湯加川芎辛夷湯(かっこんとうかせんきゅうしんい)をお勧めします。
そして、食養生の話しになりますが、花粉症が始まるのは個人差はあるものの、だいたい2月くらいからですが、花粉症などのアレルギー症状は免疫機能の異常によるものです。免疫と密接に関わってるのが、腸です。年末のクリスマス、忘年会からお正月、新年会、とどめのバレンタインデーのチョコレート、食べすぎ飲み過ぎ、高カロリー食、により、腸は大きなダメージを受けてるところへの花粉襲撃です。アレルギー体質の方にとって悲惨な状況迎えるわけです。
で、対策ですが、どうか食べすぎ飲み過ぎを控えて、糖質、脂質を抑えた和食中心、腹八分目の食事を心がけて、アレルギーの要である、腸を労ってあげてください。
最後に花粉症に効果的なお茶をご紹介します。パパイヤ緑茶です。このパパイヤ茶には免疫を調整する効果、アレルゲンであるタンパク質を分解する効果があるとされ、花粉症によいといわれています。ぜひともお試しください。

鼻炎と水毒

鼻炎の女性

秋の花粉は草本(そうほん)花粉といわれています。
イネ科やキク科、ブタクサ属などのような背の低い雑草の花粉のことです。
スギやヒノキと同様に鼻水、くしゃみ、目のかゆみを引き起こします。また、皮膚のかゆみに発展することまであります。
さて、漢方では、花粉症などの鼻炎症状のある人を「水毒がある」と捉えます。
水毒とはすなわち、水の異常です。所見としてはたとえば、胃のあたりを押さえたりゆすったりすると、ピチャピチャと水の音がする場合は、水毒があることの所見です。このを胃内停水(いないていすい)と呼びます。
この場合のお勧めの漢方薬は小青竜湯(しょうせいりゅうとう)です。
小青竜湯の「青竜」とは、中国で言うと神話の守護神のことです。これは構成生薬の「マオウ」の青色にちなんで、この名前になったそうです。身体を温めて、呼吸器や鼻水、鼻づまり、咳、痰などを改善してくれます。体力は中程度の方にお勧めです。小児ではそこまで問題になることはないですが、まれに大人で動悸や眠れないなどの交感神経興奮症状がでることがあります。これは、含有生薬の「マオウ」によるものです。その場合は服用回数を減らすなどの対策をとると、症状も抑えることができますのでご安心ください。

アレルギー性鼻炎の漢方薬

つらい花粉症

スギ花粉の猛威がようやく落ち着いてきたと思いきや今度はヒノキなどの花粉が飛び、アレルギー性鼻炎の季節はまだまだ続きます。
日経ビジネスの記事に、仕事の生産性を引き下げる疾患・症状とその生産性引き下げ率が掲載されていました。
メンタル面の不調では、生産性を8.8%引き下げるそうです。次いで生産性を引き下げる要因となっているのが「心臓の不調」で7.4%、以下「呼吸器の不調」の6.4%。
そして注目すべきは「花粉症などのアレルギー性鼻炎」、これについては生産性を4%引き下げるのだとか。
メンタル面の不調と比べると低いものの、発生率から考えると、このシーズンはもっとも企業の生産性を下げている要因となるのではなかろうかと推察されます。

前回の漢方男子では小青竜湯をご紹介しましたが、今回はアレルギー性鼻炎に効果のある、漢方煎じ薬の鑑別と避けるべき食材についてご説明します。
1.熱や頭痛を伴うような鼻炎の場合→葛根湯
2.水のような鼻水や痰の症状が続く場合→小青竜湯
3.鼻づまりがひどく、粘膜が赤く腫れあがっている状態の鼻炎→葛根湯加川キュウ辛夷
4.鼻づまりがひどく、鼻に熱感があり鼻水がのどにも落ちるような場合→辛夷清肺湯
3と4に入っている辛夷(しんい)は鼻の特効薬と言われ、これが鼻の通りを改善しすっきりさせてくれます。
4以外には麻黄(まおう)が入っており、身体がひどく弱っていたり、胃腸が弱い方は注意が必要です。
唐辛子などの香辛料は粘膜の働きを活発化させ、鼻炎を悪化させます。また、甘いものや乳製品は身体が冷えて、漢方的にいう、「水」の異常が起こりやすくなりこれまた鼻炎が悪化すると言われていますので、これらの食材の摂りすぎには注意が必要です。

眠くならない花粉症の漢方薬

花粉

3月、ツラくて憂鬱な季節と感じる方も多いのではないでしょうか・・・。

花粉飛散数は前年の夏の気象に影響します。
前年の夏の
1.「気温が高く」
2.「日照時間が多く」
3.「降水量が少ない」
スギやヒノキの花芽が多く形成されるため、翌年春の花粉飛散数が多くなるのです。

さて、2016年の夏、全国的には気温が高く、日照時間はほとんどの地域で多く、それにより、予想としては九州・四国・近畿・東海地方では高温・多照などの気象条件がそろったため、花粉は例年を上回り、前シーズンよりも非常に多い予想。
北陸・中国地方では前シーズンより多く、例年並みの飛散数の予想。
東北・関東甲信地方では、気温は高めだったものの曇りや雨の日も多かったため、飛散数は前シーズンより少なめで、例年よりやや少なくなるとの予想です。

さて、花粉シーズンにお勧めの漢方薬をご紹介します。
今回は花粉シーズンに大活躍の小青竜湯です!
青竜は、中国神話に出てくる四神の一つ、東方を護る神。青竜の青は「麻黄」の青さから名づけられたようです。小青竜湯と大青竜湯とありますが、症状の激しさで、大小を使い分けます。(ちなみに当Net OLiVEでの取り扱いは小青竜湯のみとなります)
市販の花粉症薬では、眠気や口の渇きが気になりますが、小青竜湯では、そのようなことは一切ありません!

小青竜湯は花粉症の次のような症状に効果があります。
・水分の多い痰や鼻水
・くしゃみ
・目のかゆみや涙
花粉症や鼻炎の鼻水の症状に効果があるほか、処方薬としては気管支炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒などによく使われます。
また小青竜湯は花粉症のようなアレルギー症状による鼻水や目のかゆみに効果があるだけでなく、体を温める効果があります。
体が冷え気味な方の体質改善に長期的に使われることもあるんですよ。

花粉症とマオウ

花粉

3月も半ばになり、今年も花粉症の季節がやってきました。
オリーブ薬局お隣りの耳鼻科さんの患者さんも日ごとに増えてきています。
くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみ、喉の痛み、皮膚のかゆみ…など、花粉症は免疫反応の一種です。飛散した花粉を吸いこむことで起こるアレルギー反応ですが、花粉症を発症させる原因として、自動車の排気ガスによる大気汚染、ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる微粒子(DEP)、ガソリンエンジンから排出される窒素酸化物(NOx)、黄砂などが関与しているという説もあります。
花粉症はどのように発症するのでしょうか。
体はスギなどの花粉を異物と認識すると、花粉に対するIgE抗体をつくります。これらの抗体は目や鼻の粘膜にある肥満細胞の表面に付着します。
再度花粉が侵入すると、花粉はこのIgE抗体と結合し、肥満細胞はヒスタミンなどの化学伝達物質が放出します。
この化学伝達物質が鼻の粘膜に作用して、くしゃみ、鼻みず、粘膜の腫れなどの症状を引き起こすということです。
西洋医学の内服薬は、主にヒスタミンの鼻粘膜に対する作用を遮断する抗ヒスタミン薬や、肥満細胞からヒスタミンが放出される過程を遮断する抗アレルギー薬が使われます。
とてもよいお薬もありますが、副作用として少なからず眠気やのどの乾燥などがありますね。
そこで漢方薬です。
例えば小青竜湯葛根湯加川芎辛夷などの花粉症に用いられる漢方薬には「マオウ」という生薬が使われています。
マオウには抗アレルギー作用があり、肥満細胞からのヒスタミンの遊離を抑制する作用があります。 またマオウは鎮痛、鎮咳、抗炎症作用のあるエフェドリンも含んでおり、眠気覚ましのような効果も持ち合わせています。
ただし、マオウには心臓疾患や腎障害、高血圧などの方には、充分注意が必要ですのでご相談ください。
このように漢方薬を構成する生薬ひとつとっても、様々な効果を併せ持っています。
また漢方薬は、症状を抑えるだけでなく、冷えや水分代謝を整えることで、アレルギー反応をを起こしにくい体質に導きます。
西洋薬では眠くなって困る、体質から改善したいとお考えの方は、一度漢方薬をお試しになってください。

小青竜湯は肺・気管支炎にも有効

花粉症の漢方薬

漢方薬の小青竜湯、花粉症に効果があるといわれています。
この小青竜湯は、急性肺炎、急性気管支炎にも有効であるといわれています。
国立東京第二病院小児科において肺炎もしくは気管支炎と診断された53人に対して行った研究です。
12人には小青竜湯(0.1g/kg)を内服させ、ほかの41人を対照としました。両群とも西洋医学的治療を同様に行いました。
結果は解熱に要した日数は小青竜湯使用群は平均12日、対照は23日、有意に差がでたということです。
(参考文献:安達原華子ほか:湿性ラ温を伴う急性肺炎、気管支炎の小児にたいする小青竜湯の効果より)

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