漢方ソムリエのうんちくコラム
私はお酒の場は大好きですが、お酒が苦手です。遺伝子検査の結果も典型的な二日酔いタイプ。二日酔いでつらいのが頭痛です。アルコールには血管拡張作用があります。この血管拡張作用がとても苦手なのです。血圧が高いときに血管を拡げる薬を飲んだ時も同じ頭痛が出ました。
薬には懲りましたが、お酒にはなかなか懲りません…困ったものです。そこで漢方薬です。
呉茱萸湯は吐き気を伴うほどの激しい頭痛や片頭痛(偏頭痛)の頓服薬としてもよく用いられ、特に片頭痛の発作予防には抜群の効果が期待できます。
胃腸を整えて精神安定をはかるタイソウ、気や水分を補うニンジン、胃の機能を高め鎮痛作用のあるゴシュユには、血管収縮剤としてシネフリンという成分が含まれており、これらの生薬の配合により痛みを改善していきます。
呉茱萸湯を用いた最近の研究では、頭痛の発作回数が減ったり、痛みの強さが弱まり、頭痛に伴う冷えや生理痛、肩こりなども改善されたと報告がされています。
呉茱萸湯に関するコラム
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商品説明
効能・効果
みぞおちが膨満して手足が冷えるものの次の諸症:頭痛,頭痛に伴うはきけ,しゃっくり
成分と分量
1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。
・ゴジュユ 4.0g
・ニンジン 3.0g
・タイソウ 3.0g
・ショウキョウ 2.0g
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください 。
生後3カ月未満の乳児。
相談すること
1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)今までに薬により発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
(1)服用後,次の症状があらわれた場合。
(2)1カ月位(しゃっくりに服用する場合は5〜6回)服用しても症状がよくならない場合。
用法・用量
本品1包を和紙袋入りのまま、水約500mLを加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、和紙袋とともに煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。(大人の1日量)
年齢 |
1回量 |
1日服用回数 |
大人(15歳以上) |
上記のとおり |
3回 |
7歳以上15歳未満 |
大人の2/3 |
4歳以上7歳未満 |
大人の1/2 |
2歳以上4歳未満 |
大人の1/3 |
3カ月以上2歳未満 |
大人の1/4以下 |
3カ月未満 |
服用しないでください。 |
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には、医師の診察を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。
(4)煎じ液は、必ず熱いうちにかすをこしてください。
(5)本剤は必ず1日分ずつ煎じ、数日分をまとめて煎じないでください。
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります)
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。