漢方薬ご相談症例【11-20】

ご相談症例-15

50代女性 コロナ後遺症による咳と痰

主な症状

今年、人生初めてのコロナに感染してしまいました。症状としては、高熱になる事もなく、比較的食欲もあり元気だったのですが、5日間の療養期間が終わってから、咳と痰がなかなか治らず、鼻からおりてくる膿が喉を刺激して、さらに咳と痰を悪化させてるように感じました。咳のせいで、眠れない夜も度々ありました。
副鼻腔炎を疑い、耳鼻科を受診しましたが、レントゲンを診ても鼻に膿が溜まっていないとの診断で、コロナの後遺症だろうと医師から言われました。 薬も色々飲みましたが、あまり効く様子もなく悩んでいたところ、クリニックの処方薬ではなく、煎じるタイプの漢方薬を飲んでみようと思い相談しました。

処方

清肺湯
咳に効果がある漢方薬です。特に急性期の咳ではなく、長引いた慢性的な咳に用いられます。切れにくい膿のような痰を伴う咳に効果的で、肺に溜まった熱や痰を取り除き、肺を潤すことで呼吸を楽にします。
肺に熱が溜まると顔が赤らむことがあり、これは清肺湯を使用する際の一つの鑑別ポイントです。粘り気のある痰を伴う咳が長引いている方に特に適した漢方薬です。

ご相談症例-14

11歳と3歳のお子さまの体質改善

主な症状

食が細め、特に3歳の子が、風邪をひきやすくてひどくなりやすい。食が細く食べムラはあるが、活発で元気。

処方

小建中湯(しょうけんちゅうとう)
「小建中湯が体質改善に良いと聞いて。」ということでネット注文いただきました。
このお薬は、特に疲れやすい、胃腸が弱い、風邪をひきやすいといった虚弱体質の改善や、夜泣き、夜尿症、アトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくのお子さまの体質改善などに用いられることが多く、腸内環境を整え、体力をつける漢方です。腸内環境を改善することで、あらゆることが好転していきます。
ひとつの事例としてこんなこともあります→便秘を治すだけじゃない「小建中湯」※外部サイト(オリーブ薬局HP)に移動します

ご相談症例-13

50代女性 こみ上げるような咳が続く

主な症状

こみ上げるような咳が半年余り続いていた。(熱などはなし)

処方

麦門冬湯(ばくもんどうとう)
津液不足によるのどの乾燥感・口渇があり、気の上逆により深く突き上げるような咳に用いられます。呼吸器系や胃部の津液不足を潤すことによって、お腹から突き上げてくるような乾燥性の咳を鎮める漢方です。
※津液―身体の血液以外の正常な水液の総称で、唾液・胃液・腸液・涙液、皮膚や髪の潤いから関節や内臓などすべてを潤し栄養を与えることで正常に働くように支えています。

ご相談症例-12

60代女性 長引くつらい咳

主な症状

3週間ほど肺を圧迫されるような咳が続き、寝る前や就寝中も咳が出るため寝不足になっていた。

処方

麦門冬湯(ばくもんどうとう)
なかなか終わらない長引く咳や、乾燥した咳がひどく出るようでしたら、麦門冬湯をおすすめします。主成分のバクモンドウは乾燥した組織を潤す生薬とされ、滋養・去痰・鎮咳作用があります。ハンゲには吐き気や咳を鎮める作用、ニンジンには滋養強壮作用があります。

ご相談症例-11

40代女性 新型コロナウイルスワクチンの副反応

主な症状

先月、新型コロナウイルスワクチン1回目を接種、その日の夜から、左腕の酷い痛みで2日間動かすことが困難になった。
2回目を控え、副反応に怯えていたところ、ネットオリーブのブログで十味敗毒湯を知った。

処方

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
このお薬は化膿しやすいニキビによく用いられ、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚疾患に効くお薬で、お肌の化膿を抑えて腫れや赤みを取り除き、かゆみを抑える作用があり、新型コロナウイルスワクチンの副反応である腕の腫れや痛みの予防にもお勧めしています。

 

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