漢方ソムリエの温故知煎

2015.10.26

漢方カフェ

漢方カフェ

昨日の日曜日はオリーブ薬局で「漢方CAFE」を開催し、漢方薬を試飲していただきました。
メニューは…
桔梗湯<キキョウトウ>(のどの痛い方にお勧め)
大建中湯<ダイケンチュウトウ>(冷えてお腹の調子の悪い方にお勧め)
桂枝湯<ケイシトウ>(寒気がする風邪のひきはじめに)
当帰芍薬散<トウキシャクヤクサン>(女性特有のお悩みに、虚弱な方に)
(これらはあくまで試飲です。治療の量よりも極端に少ない量のお試しです)
大建中湯をお試しくださった患者さんの声です。
「腸の調子が悪くて、お通じもなかったのですがお腹が革命的に動いています。食欲もいつもよりあります!なんかいい感じです!」
この方は少し前に腸炎で、入院され、お粥しか食べられなかったそうです。これを機に良くなることをお祈りしています。

さて、少し前の話ですが、腸内細菌叢を正常な状態にするための究極の手段として「健康な人の便を患者の十二指腸に注入する」という治療法が脚光を浴びました。
下痢や腸炎の原因菌である、ディフィシル菌感染症の患者さんへ実施した試験では、大きな副作用もなく、短時間かつ、低コストで一般的な抗菌薬での治療法を上回る効果が示されたという結果があります。
この治療は、現在話題のプロバイオティクス、すなわち腸内細菌叢のバランスを改善することの究極の形です。
以下にこの治療で改善が見込まれる可能性がある病気を列記します。
便秘
炎症性腸疾患
過敏性腸症候群
糖尿病
線維筋痛症
メタボ
ミオクローヌス・ジストニア症候群
パーキンソン病
大腸がん
胃がん・胃リンパ腫
ぜんそく
アトピー性疾患
自己免疫疾患
湿疹
脂肪肝
花粉症
高コレステロール血症
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
気分障害
肥満

これはある意味、革命です。
しかし、便の注入だと抵抗感があり、広がらない予感がしますので、微生物の成分抽出が進み、さらに活用しやすい形のプロバイオティクス治療により、スムーズな世の中への普及が期待されます。
それまで、漢方薬を上手く活用して待ちましょう。



2015.10.23

冷えは万病のもと

冷えは万病のもと

朝晩冷え込むようになり、日に日に寒くなっていきますね。
冷えからくる体の不調を我慢していませんか? 冷えに悩まされる人は多く、女性では半数以上ともいわれています。
西洋医学では「冷え"性"(冷える性質)」ととらえられ、体に不調があっても、検査で異常が見られなければ、治療の対象になりにくいものです。
しかし漢方では「冷え"症"(冷えの症状)」ととらえ、治療すべき重要な症状と考えられています。
冷えがあると、症状や生理不順、頭痛、腰痛、腹痛、生理痛などの痛みの症状も起こりやすく、めまい、不眠、肩こり、便秘や下痢など冷えにより悪化する病気も少なくありません。冷えを改善することは、心身の不調や病気の悪化を防ぐことにもつながります。
漢方では「気・水・血」が体内を巡って健康を維持しているとされており、その量が不足したり、巡りが悪くなったりすると、様々な冷えが生じると考えます。
「血(けつ)」が不足した血虚の方に用いられる薬には「当帰四逆加呉茱萸生姜湯 」があります。これは最強の冷え性の漢方といわれる薬で、体を温めたり、血流を良くする作用のある生薬が各種含まれています。特に手足の先が冷え、しもやけができやすいような方に向いています。
「気」が不足した気虚の方は、全身が冷えやすく、胃腸の働きを良くして体を温める「人参湯」などが用いられます。
「瘀血(おけつ)」(血行不良)の症状が中心になる場合には、冷えの状態や体力などを見極め「当帰芍薬散」「加味逍遥散」「桂枝茯苓丸」「温経湯」などを用います。
漢方では冷えの原因や体質を多角的にとらえ、きめ細かく対処することができます。



2015.10.19

肌と水分

肌と水分

秋から冬にかけて空気が乾燥する季節となってきましたね。女性はファンデーションが上手くのらなかったり、ひび割れたり、足のカサカサ、かゆみ…肌の健康や美容にとって、乾燥は大敵です。
漢方では肌の乾燥は血と水の不足が原因と考えます。血が不足していると栄養や水分を全身に巡らせることができなくなり、新陳代謝もスムーズにいかず、水が不足する。すると肌の乾燥だけでなく、顔、手足がほてることもあります。
血や水を補い、巡らせることで確実に肌は潤います。
漢方は体質を根本的に改善していくため、血の巡りを良くする漢方薬を使うことで、乾燥肌だけではなく、しみやくすみ、便秘、生理不順などのお悩みが同時に良くなることもあります。
みずみずしい肌を保つためには、外側から保湿するだけでなく、内側からも水分を補うことが重要です。
ネットオリーブでは、一見お悩みとは関係なさそうな普段感じていらっしゃる様々なお体の状態をご自身でチェックしていただくことにより、ご自身に合った漢方薬へと導きます。
美容・肌荒れの漢方薬はこちら
ご質問や漢方選びに迷われましたら、左サイドのお問合せボタンからお気軽にご相談ください。薬剤師が丁寧におこたえします。



2015.10.6

変形性膝関節症

変形性膝関節症

50歳を過ぎると特に膝に負担をかけるようなことをしていなくても、膝痛に悩まされている人が増えてきます。
立ち上がるときや歩き出すときに痛み、次第に階段の上り下りや、平らなところを歩いても痛みがでてくるようなら「変形性膝関節症」の疑いがあります。
変形性膝関節症は、膝痛の約半数を占め、50代以上の方に多く見られる一般的な膝痛です。膝の関節の軟骨がすり減るために、痛みがおこり、水が溜まることもあります。症状が進むと軟骨がなくなってしまい、軟骨の下の骨まで、摩耗・変形します。
これから寒い冬になると膝の痛みがでるという方は多いと思います。
人の身体の熱の約6割は筋肉で作られているといわれています。膝は筋肉に守られておらず、外気の温度の影響を受けやすい部位なのです。膝が冷えると、血流が悪化し、炎症物質や老廃物がたまり、筋肉が凝り、痛みが生じてしまいます。温めてあげることが大切です。
実際に整形外科でも膝痛の治療のために、温熱療法が行われています。温熱療法によって血行が良くなると、新陳代謝が促進されて、炎症のもとになる物質を排出できます。特に女性は男性よりも筋肉量が少ないため、冷えの影響を受けやすくなります。
普段の生活から冷えを避け、体を温める生活を心掛けましょう。



 

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