漢方ソムリエのうんちくコラム
熱が出たときどうしてますか?すぐに解熱剤をのんでいませんか?熱が出るということは、からだが体内に侵入してきた異物(細菌やウイルス)と戦っている証拠なのです。これは人が生まれつき持っている自然免疫と呼ばれる力です。
漢方薬は人が本来持っている自然免疫、治癒力をうまく伸ばすようにつくられています。『風邪の引きはじめに葛根湯』といわれるのも、この力を上手に助けてあげるのが葛根湯だからです。服用により、もっと熱が出るかもしれません。熱が出れば汗が出ます。汗は体温を下げるのに効果があります。汗とともに体内に入ってきた異物も外へ出ていきます。
漢方薬は昔から使われてきました。風邪予防に毎日葛根湯をのむのが良いとする文献もあります。そしてこのような使い方からわかった新しい使い方もあります。実は、…肩こりにも効果があるのです。肩こり、頭痛にお悩みの方、じっくり始めてみませんか?
葛根湯に関するコラム
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商品説明
効能・効果
感冒,鼻かぜ,頭痛,肩こり,筋肉痛,手や肩の痛み
成分と分量
1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。
・カッコン 8.0g
・マオウ 4.0g
・ショウキョウ 1.0g
・タイソウ 4.0g
・ケイヒ 3.0g
・シャクヤク 3.0g
・カンゾウ 2.0g
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください 。
生後3カ月未満の乳児。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 体の虚弱な人。(体力の衰えている人,体の弱い人)
- 胃腸の弱い人。
- 発汗傾向の著しい人。
- 高齢者。
- 今までに薬により発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
むくみ,排尿困難
- 次の診断を受けた人。
高血圧,心臓病,腎臓病,甲状腺機能障害
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
- 服用後,次の症状があらわれた場合。
関係部位 |
症状 |
皮ふ |
発疹・発赤,かゆみ |
消化器 |
悪心,食欲不振,胃部不快感 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 |
症状 |
肝機能障害 |
全身のだるさ,黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる |
偽アルドステロン症 |
尿量が減少する,顔や手足がむくむ,まぶたが重くなる,手がこわばる,
血圧が高くなる,頭痛等があらわれる |
- 1カ月位(感冒,鼻かぜ,頭痛に服用する場合には5〜6回)服用しても症状がよくならない場合。
- 長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談してください。
用法・用量
本品1包を和紙袋入りのまま、水約500mLを加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、和紙袋とともに煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。(大人の1日量)
年齢 |
1回量 |
1日服用回数 |
大人(15歳以上) |
上記のとおり |
3回 |
7歳以上15歳未満 |
大人の2/3 |
4歳以上7歳未満 |
大人の1/2 |
2歳以上4歳未満 |
大人の1/3 |
3カ月以上2歳未満 |
大人の1/4以下 |
3カ月未満 |
服用しないでください。 |
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。
(4)煎じ液は、必ず熱いうちにかすをこしてください。
(5)本剤は必ず1日分ずつ煎じ、数日分をまとめて煎じないでください。
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります)
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。